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1.基本情報
宮崎県は神話の里とも呼ばれ、多くの歴史的史跡が点在しています。代表的なものとしては、古墳時代の西都原古墳群や、天岩戸神社、鵜戸神宮、青島神社、宮崎神宮などがあります。
鵜戸神宮(Udojingu)
宮崎県日南市にある鵜戸神宮は、日向灘に面する断崖の中腹に位置し、東西38メートル、南北29メートル、高さ8.5メートルの岩窟内に本殿が設置されています。この神社は、崖に沿って設けられた石段を下って本殿に辿り着く必要があるため、上り階段で参拝する他の神社とは異なり、特異な構造を持っています。縁結び、子授け、安産、育児祈願などのために多くの参拝者が訪れることで知られています。
青島神社(Aoshimajinjya)
青島神社は、亜熱帯植物に囲まれた青島の中央に位置しています。社殿は鮮やかな朱色で、青い空とのコントラストが目を引きます。この神社は、神話に登場する神様が結ばれた場所であることから、特に縁結びのご利益があると言われています。境内にはハート形の絵馬やオブジェなど恋愛成就に関連するアイテムが多く、ハート形に見える”猪の目”(Inome)などを探すのが人気です。
天岩戸神社(Amanoiwatojinjya)
高千穂町の天岩戸神社は、日本神話で知られる天照大御神が隠れた天岩戸という洞窟を神体として祀る神社です。この神社には、西本宮と東本宮の二つの社があり、どちらも天照大御神を祀っています。
天岩戸神社から徒歩約10分の場所にある天安河原(Amanoyasukawara)は、天照大神が岩戸に隠れた際、八百万の神々が集まって相談したとされる歴史的な場所です。このエリアには仰慕窟(Gyoubogaiwaya)という幅40メートルの洞窟があり、その中に鳥居と社が建てられています。ただし、大雨などで川が増水した際には、参拝ができなくなることがあります。
宮崎神宮(Miyazakijingu)
宮崎神宮は、日本の初代天皇である神武天皇を祀る神社で、家内安全、夫婦和合、安産・子宝、必勝祈願、合格祈願などにご利益があるとされています。参道には灯篭が灯され、神秘的な雰囲気を醸し出し、訪れる人々に心の浄化を感じさせます。現在の社殿は1907年に建立されたものです。宮崎神宮大祭では、神武天皇を祀る荘厳な行列が特に見どころであり、五穀豊穣を祈る祭りや迫力ある流鏑馬など、年間を通じて古来から伝わる様々な催しも開催されています。
西都原古墳群(Saitobarukohungun)
西都原古墳群は、東西2.6km、南北4.2kmに広がる日本最大級の古墳群で、300基以上の様々な形や規模の古墳が点在しています。この中でも男狭穂塚(Osahoduka)と女狭穂塚(Mesahoduka)は特に有名ですが、これらは宮内庁によって管理されており、一般の立ち入りは禁止されています。周辺は、春になると30万本の菜の花と2000本の桜が咲き誇り、訪れる観光客を魅了します。
都井岬(Toimisaki)
日南海岸の都井岬は、高さ10メートルから50メートルの断崖に囲まれた、太平洋に大きく突き出した岬です。ここは世界的に珍しい天然記念物である野生馬である御崎馬(Misakiuma)が生息する場所として知られています。これらの馬は、江戸時代から続く武士の馬が野生化したものです。岬には都井岬ビジターセンター、都井岬灯台、御崎神社などがあり、遊歩道も整備されています。また、野生馬ガイドツアーがあり、訪れる人々は野生馬の社会を間近で観察することができます。
2.口コミ
日南海岸(Nichinankaigan)
日南海岸にある青島周辺の海岸には、鬼の洗濯板と呼ばれる独特の波状岩があります。これらの岩は、約700万年前の海中で形成された固い砂岩と軟らかい泥岩が交互に積み重なった地層が隆起してできたものです。長い時間をかけて波に洗われることで、固い砂岩層だけが板のように積み重なって現れた形状です。
青島から南に位置する巾着島までの約8kmにわたる海岸線にこの波状岩が見られます。潮が引く時には、この岩場で磯遊びを楽しむことができます。
3.ご当地グルメ
4.交通情報
■宮崎県への行き方
九州観光機構 公式サイト(英語・韓国語・簡体字・繫体字・タイ語対応)
https://www.welcomekyushu.jp/pref/?mode=miyazaki