Contents
1.基本情報
大分県は日本を代表する温泉地で、別府温泉や湯布院温泉があります。特に別府温泉では、景観や泉質が異なる独特の温泉を巡る別府地獄めぐりが人気です。
大分城址公園(Ooitajyo)
大分城は1597年に福原直高によって築城が始まり、江戸時代に藩主竹中重利によって天守などが完成されました。明治時代初期には多くの建造物が取り壊され、さらに第二次世界大戦時の空襲で大手門などが焼失しました。
現在、この城跡は大分城址公園として整備されており、桜の名所としても知られています。桜の季節には約50本のソメイヨシノが園内を彩り、多くの花見客でにぎわいます。
中津城(Nakatujyo)
中津城は1588年に黒田官兵衛によって建造が始まりました。この城は海水を水門から引き入れ、潮の干満によって水位が変化する水城として知られ、、高松城、今治城とならび日本三大水城の一つに数えられています。また、城郭が扇の形をしていたことから扇城とも呼ばれています。現在の中津城天守閣は1964年に再建されたものですが、城の石垣は築城当時のものが残っており、歴史的価値があります。
別府地獄めぐり(Beppu jigoku meguri)
別府は古くから噴気、熱泥、熱湯が噴出していた地域として、”地獄”と呼ばれる不思議な景観を持つ場所です。千年以上前からこの現象が起こり、当時は近づくことも避けられる土地でしたが、今では人気の観光地になっています。
別府地獄めぐりでは、”海地獄”、”鬼石坊主地獄”、”かまど地獄”、”鬼山地獄”、”白池地獄”、”血の池地獄”、”龍巻地獄”という7つの特徴的な温泉を巡ります。これらは色や特徴が異なる温泉で、例えば”海地獄”は天然のコバルトブルーの温泉であり、”鬼山地獄”では約70頭のワニが飼育されています。鉄輪温泉、亀川地域に集結するこれらの温泉は、共通券を購入することで全部訪れることができます。
血の池地獄(Chinoike jigoku)
別府温泉にある血の池地獄は、日本で最も古い天然の温泉とされています。この温泉の特徴は、地下から噴出する酸化鉄や酸化マグネシウムを含んだ赤い熱泥にあります。これにより、池全体が赤く染まっているのが特徴です。
この温泉の広さは約1300平方メートル、深さは30メートル以上で、温度は約78度です。もともと赤湯泉や赤池と呼ばれていましたが、後に仏教の宗教観に基づき”血の池地獄”という名前が付けられました。
竹瓦温泉(Takegawara onsen)
竹瓦温泉は1879年に開業し、130年以上地元住民に愛されています。現在の建物は1938年に建てられ、その外観はお城の建築様式を意識した豪華な屋根を持ち、別府温泉のシンボル的存在です。天井が高いロビーは昭和初期の雰囲気を残し、湯上りにくつろげるスペースとなっています。特に有名なのは砂湯と呼ばれる施設で、ここでは浴衣を着て砂の上に横たわると、スタッフが温泉で暖められた砂をかけてくれます。
別府宇佐神宮(Beppu usajingu)
宇佐神宮は、全国に存在する4万以上の八幡神社の中心的な神社です。この神社は725年に創建され、本殿は江戸時代後期に建てられた”八幡造り”の様式で、檜皮葺きの屋根と白壁に朱塗りの柱が特徴です。この神社に祭られている八幡大神は、実在したとされる日本最古の天皇である応神天皇を神格化したものです。また、宇佐神宮は交通安全、安産、学業などのご利益があるとされ、年間で約150万人、特に正月の3日間だけで約40万人が訪れます。
由布院温泉(Yuhuin onsen)
由布岳は標高約1584メートルのトロイデ式火山で、豊後富士とも呼ばれています。日本の古代の詩集”万葉集”にも詠まれている名山です。由布院盆地は、美しい田園風景が広がり、特に初秋から冬にかけては朝霧に包まれる幻想的な景色が見られることで知られています。また、金鱗湖という湖は温泉水と清水が湧き出る特徴を持ち、秋から冬にかけては早朝の霧が立ち込める美しい光景が見られます。湖周辺には散歩道やカフェがあり、朝の散歩やリラックスに適しています。さらに、秋には紅葉の名所としても有名です。
2.口コミ
慈恩の滝(Jion no taki)
慈恩の滝は二段構成で総落差は約30メートルです。上段が20メートル、下段が10メートルです。また、この滝は”裏見の滝”とも呼ばれており、裏側からも見ることができます。特に夜にはライトアップされ、日中とは異なる美しさを見せてくれます。伝説によると、昔、旅の僧がこの地で大蛇を治療したと言われています。滝を一周する際には、時計回りに歩くと幸運を呼ぶとされています。
3.ご当地グルメ
4.交通情報
■大分県への行き方
九州観光機構 公式サイト(英語・韓国語・簡体字・繫体字・タイ語対応)
https://www.welcomekyushu.jp/pref/?mode=oita