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1.基本情報
岐阜県は、ユネスコの世界遺産に登録されている”白川郷・五箇山の合掌造り集落”をはじめ、岐阜城、天空の城とも称される郡上八幡城や、江戸時代の宿場町である馬籠宿など、歴史や文化の史跡に恵まれたエリアです。
白川郷(Shirakawagou)
岐阜県の白川郷と富山県の五箇山は、その独特な景観と合掌造りの家屋が評価され、1995年にユネスコ世界遺産に登録されました。これらの地域は豪雪地帯であり、かつて日本の秘境とされていたことから、積雪に強い勾配の急な茅葺き屋根を持つ合掌造りの家が発展しました。これらの家は多階建てで、大家族が共同生活を送るために設計されています。1階は広い居室空間として使われ、上階は寝室や作業スペースとして利用されているのが一般的です。
岐阜城(Gifujyou)
織田信長が1567年にこの城を攻略し、地名を”井の口”から”岐阜”に改称し、天下統一の拠点と定めたことで名を馳せました。現在の城は1956年に再建され、内部は史料展示室と展望台として公開されています。城は標高329メートルに位置し、最上階からは長良川や木曽川、周囲の山々、広がる大平野を望むことができます。長良川は鳥の一種である”鵜”(U)を使って魚を捕る鵜飼(Ukai)で有名です。
郡上八幡城(gujohachimanjyou)
郡上八幡城は1559年に遠藤家によって築かれ、幕末までに17代にわたり5家が城主として継承しました。城からは城下町や周囲の山々が見渡せます。11月初旬から中旬には城周辺が紅葉で赤く染まり、夜間ライトアップも楽しめます。
馬籠宿(Magomejuku)
岐阜県中津川市の馬籠地域は、美しい里山風景が広がり、江戸時代初期に開通した歴史ある街道”中山道”(Nakasendou)が通っています。馬籠宿はその宿場町で、石畳の坂道に沿ってお土産屋や古風なカフェが並んでいます。ここでは、昔ながらの風情を感じながら食べ歩きや買い物を楽しむことができます。また、馬籠宿からは”木曽路”(Kisoji)と呼ばれる江戸時代の景色を残す険しい道が80キロメートル続き、東京方面へと伸びています。
2.口コミ
モネの池
岐阜県関市にある”名もなき池”(通称モネの池)は、透明度の高い湧水と美しい睡蓮、優雅に泳ぐ錦鯉で知られており、画家モネの作品、睡蓮を彷彿とさせる美しい風景が広がっています。特に初夏に睡蓮が咲く時期は見事な景色が楽しめるため、訪れることをおすすめします。訪問の際は、場所が少しわかりにくいため、カーナビゲーションに”フラワーパーク板取”を設定してお越しいただくと良いでしょう。
円原川(Enbaragawa)
円原川は長良川の源流の一つで、約8キロメートルの流れを持つ清流です。地中を伏流して浄化されることでその透明度が保たれ、美しい苔も見られます。特に夏の朝には、川霧や木々から差し込む光芒が幻想的な光景を生み出し、写真愛好家に人気のスポットになっています。
3.ご当地グルメ
4.交通情報
■白川郷・馬籠宿・岐阜城・郡上八幡城への行き方
岐阜県観光連盟 公式サイト(多言語対応)
https://www.kankou-gifu.jp/access/index.html