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1.基本情報
福島県の会津地方は多彩な魅力を持つエリアです。会津若松市の鶴ヶ城では深い歴史を感じることができ、猪苗代湖や磐梯山では壮大な自然の美しさに触れることができます。また、只見線の蒸気機関車に乗れば、絶景の中を進む鉄道の旅を体験できます。
鶴ヶ城(Turugashiro)
鶴ヶ城は約630年前に築かれた歴史的な名城です。戊辰戦争(旧政府の幕府軍と新政府の明治政府軍との戦い)ではこの地で激しい戦いが行われ有名になりました。2011年には屋根が赤瓦で再現され、国内で唯一の赤瓦の天守閣となっています。春の桜、秋の紅葉の名所にもなっています。
会津さざえ堂(Aidu sazaedou)
会津さざえ堂は、1796年に福島県会津若松市の飯盛山に建立された高さ16.5mの六角三層の特異な建築物です。独特な二重螺旋のスロープに沿って33の観音像が置かれ、参拝者はこのお堂で33の観音参りができるとされています。上りと下りが異なる通路の一方通行構造により、参拝者がすれ違わずにお参りできる点が特徴です。
猪苗代湖と会津磐梯山(Inawashiroko to Aidubandaisan)
磐梯山の南側に位置する猪苗代湖は、全国で4番目の面積を持つ透明度が高い湖です。磐梯山は過去に2回の大規模な山体崩壊を起こし、5万年前の山体崩壊が猪苗代湖の誕生の原因とされます。湖にある翁島(Okinajima)は、この山体崩壊時に生じたものと考えられています。
五色沼(Goshikinuma)
1888年、磐梯山の山体崩壊によって多くの湖沼が形成され、中でも”五色沼”はミシュラン・グリーンガイドで1つ星を受けた名所として知られます。五色沼はその名の通り様々な色の湖沼を楽しむことができ、磐梯山周辺には雄大な風景や温泉などの魅力が溢れています。
只見線(Tadamisen)
只見線の只見駅と大白川駅の間に位置する峠は、福島県と新潟県を結び、1971年に開通しました。湖や世界遺産級のブナ林に囲まれた美しい風景が広がり、JR只見線との組み合わせで鉄道写真の撮影スポットとして人気です。
六十里越(Rokujyurigoe)
六十里越は新潟県と福島県を結ぶ国道252号の峠で、昔の道のりの長さからその名がつけられました。春には山桜、秋には紅葉が美しく、ドライブに最適です。隣を走るJR只見線は絶景が見られるローカル線で、ドライブ中に只見線の景色を同時に楽しむことができます。
2.口コミ
SLばんえつ物語(SL Banetumonogatari)
“SLばんえつ物語”は、新津駅から会津若松駅まで運行する蒸気機関車による臨時列車です。蒸気機関車が運行する列車としては日本で最長の8両編成となる鉄道の旅が体験できます。
大志集落(Taishisyuuraku)
只見川沿いの”大志集落”と”かねやまふれあい広場”は只見線の人気の撮影スポットです。特に尻吹峠(Shirihukitouge)からの風景がおすすめです。只見線の列車本数が少ないので事前に計画立てて回りましょう。
3.ご当地グルメ
4.交通情報
■会津への行き方
福島県観光復興推進委員会公式サイト(多言語対応)
https://www.tif.ne.jp/jp/first.html#access
■SLばんえつ物語号(蒸気機関車)の情報
JR東日本(多言語対応)
https://www.jreast.co.jp/railway/joyful/c57.html
5.地図情報
会津地方は福島県西部に位置し、越後山脈と奥羽山脈に囲まれた内陸地域です。冬は雪が多く、スキーが人気で、夏は高温になるため高原や猪苗代湖でのレジャーが盛んです。主要な農作物は米とそばで、特に喜多方市や猪苗代はそばの名所として知られています。