1.基本情報
北海道東部の阿寒摩周国立公園には、摩周湖(Mayuuko)と屈斜路湖(Kussyaroko)という2つの美しい湖があります。摩周湖は世界で2番目に透明な湖として有名で、晴れた日には湖が青くなり、”摩周ブルー”と呼ばれています。この湖は観光ガイドブックのミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでも高評価を受けています。隣の屈斜路湖は日本最大のカルデラ湖で、季節ごとに違った風景が楽しめます。特に冬には湖が凍り、日本一の広さとなります。
摩周湖の絶景
摩周湖は、1931年に世界一の透明度を記録し、現在でも世界で2番目に透明度が高い湖(1位はロシアのバイカル湖)です。一方でに夏は霧が多く発生する季節で、霧の摩周湖とも呼ばれます。
摩周湖の日の出
摩周湖の神秘的な霧のヴェールが、湖に幻想的なイメージを与えています。特に早朝には、湖上に漂うダイナミックな雲海が現れることもあり、その美しい光景は訪れる人々に深い感銘を与えています。
美幌峠から眺めた屈斜路湖
屈斜路湖は日本最大のカルデラ湖です。特に美幌峠から眺める屈斜路湖は写真撮影に人気のスポットです。なお、この場所は女満別空港から直通バスも出ていますので車がなくてもアクセス可能です。
冬の屈斜路湖
屈斜路湖は日本で最も大きな結氷する淡水湖で、冬には特別な自然の光景が見られます。湖上に集まるオオハクチョウの群れや、凍結した水面が急に割れる”御神渡り(Omiwatari)”という現象が観察されることがあります。
2.口コミ
摩周湖の天使の梯子
摩周湖の上空の雲の間から光が差し込んで地上を照らす、スポットライトのような美しい景色が見られる現象があります。この現象は、神秘的な様子から”摩周湖の天使の梯子”と呼ばれます。
硫黄山(Iouzan)
“硫黄山”は、標高512mの活火山で、川湯温泉の街から硫黄山までの”つつじヶ原自然探勝路”で散策が楽しめます。6月から7月にかけてはガイドツアーも開催され噴気孔のすぐ近くまで行くことができます。
3.ご当地グルメ
4.交通情報
■JR摩周駅・川湯温泉駅からの行き方
周遊バス時刻表・運賃(英語対応)
http://www.eco-passport.net/map/
5.地図情報
釧路市から北に約80キロメートルの位置にあるこの地域は、冬季に非常に寒くなることで知られています。気温が-20℃を下回ることも珍しくなく、2010年と2019年には-30℃を下回る極端な寒さが観測されています。この厳しい寒さの中で、空気中の水分が凍る”ダイヤモンドダスト現象”が見られることがあるのが特徴です。