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1.基本情報
伊豆諸島の南部には、御蔵島(Mikurajima)、三宅島(Miyakejima)、八丈島(Hachijojima)などがあり、それぞれが独自の自然美と文化を持っています。更に南に位置する小笠原諸島は、東京から約1,000km離れており、大陸や他の陸地と一度も繋がっていないため、独自の動植物や生態系が発展しています。この小笠原諸島は2011年に世界自然遺産にも登録されました。
三宅島(Miyakejima)
標高775mの雄山(Oyama)は現在も活動している火山です。2000年に大きな噴火があり、それ以後、山腹は溶岩で覆われ、以前茂っていた森がなくなりました。現在も噴火の危険があるため、山頂周辺は立ち入り禁止とされています。
御蔵島(Mikurajima)
御蔵島は東京から約190km離れた場所にあり、美しい原生林に覆われた島です。特にイルカウォッチングが有名で、年間を通して野生のイルカと出会うことができます。ただし、波が高い日が多く、船の欠航率が高いため余裕を持った旅行計画が必要です。
八丈島(Hachijojima)
八丈島は東京から飛行機で55分の距離にあり、手軽に美しい南の島を満喫できます。南国らしいヤシの木や鮮やかな花々が島を彩り、地元の料理や特産の地酒も楽しめます。かつて流刑の島でもあったため、歴史的な街並みの散策もおすすめです。八丈富士と呼ばれる富士山に似た山の頂上には、珍しい陥没した火口があります。この火口からは360度の壮大なパノラマビューを楽しむことができます。
父島(Chichijima)
小笠原諸島には特有の地形と美しい海洋景観があり、ザトウクジラ、イルカ、アオウミガメ、サンゴ礁、熱帯魚など多様な生物が生息しています。特に父島は小笠原諸島の中心であり、約2,000人の島民が生活しています。この島は本土との唯一の定期航路があるので観光の主要な拠点となっています。
母島(Hahajima)
母島は、父島から南へ約50km離れた場所にあり、約450人が住んでいます。小笠原諸島には、父島と母島のみに住民がいて、交通手段は父島からの船だけです。そのため、訪れる際は時間に余裕を持つ必要があります。
2.口コミ
小笠原諸島のホエールウォッチング
小笠原諸島はホエールウォッチングの楽園です。12月から5月にかけてはザトウクジラがよく見られます。一方、マッコウクジラは5月から11月がおすすめです。島から10kmほど沖で見ることができるので現地ツアー会社が半日や1日のホエールウォッチングツアーを提供していて、近くでクジラを感じられます。もし運がよければ、”ははじま丸”という定期船で父島と母島を移動中にもクジラを見ることができることもあります。
父島名物、漁船のお見送り
おがさわら丸の見送りは本当に一見の価値があります。岸壁で手を振りながら見送るのはもちろん、一部の人々はさらに飛び込みをしてお見送りします。でも最高なのは、観光船や漁船がおがさわら丸に伴走してくれるのです。
最後のフィナーレとして、伴走している船から飛び込む人もいて、その瞬間は圧巻です。この見送りを見て、多くの人が”また来たい”と思うほど感動的です。
3.ご当地グルメ
4.交通情報
■伊豆七島への行き方
東京都の公式サイト(英語・韓国語・簡体字・繫体字対応)
https://www.tokyoislands-net.jp/islands/access
東海汽船の公式サイト(英語・韓国語・簡体字・繫体字対応)
https://www.tokaikisen.co.jp/
全日空の公式サイト(多言語対応)
https://www.ana.co.jp/
■小笠原諸島への行き方
小笠原海運の公式サイト(英語対応)
https://www.ogasawarakaiun.co.jp/
5.地図情報
小笠原諸島は、東京都の一部であり、東京から1,000km南に位置しています。30以上の島々がありますが、居住が可能なのは父島と母島だけです。飛行場が存在しないため、唯一の交通手段は船です。週に1便しかなく、所要時間が24時間もかかることから、”日本の最後の秘境”とも称されています。気候は亜熱帯で、一年を通じて温暖です。このため、沖縄と並ぶ南国気分を満喫できる島です。