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1.基本情報
恐山(Osorezan)
恐山は下北半島中央部の活火山で、その脇にはカルデラ湖である宇曽利湖(Usoriko)があります。この湖畔には、日本三大霊場の一つ、菩提寺(Bodaiji)が存在し、その霊場内には温泉が湧いています。
恐山菩提寺(Osorezan Bodaiji)
恐山は日本三大霊山の一つで、862年に慈覚大師(Jikakutaishi)により開山されました。天台宗の聖地として知られ、特徴的な景観として死後の世界をイメージしている”三途の川(Sanzunokawa)”、”地獄谷(Jigokutani)”、”賽の河原(Sainokawara)”などがあります。この地域全体に硫黄の匂いが漂い、神秘的な景色が訪問者を引きつけます。
イタコ(Itako)
イタコは、日本の東北地方の巫女で、特に視力が弱い女性がこの職業を選んでいました。彼女たちは死者の魂とコミュニケーションをとる”口寄せ(Kuchiyose)”を行う能力があるといわれています。特に恐山でのイタコの儀式が有名です。一方で時代の変化とともに、イタコを目指す者は少なくなり、現在のイタコは高齢者が多いです。
尻屋埼灯台(Shiriyasakitoudai)
日本一の高さを持つレンガ造りの灯台からは津軽海峡が見渡せ、日本初の電気灯火と霧笛を持つ歴史的な建造物です。近くの草原にはこの地方にのみ生息する農耕馬の寒立馬(Kandachime)が放牧されています。
釜臥山(Kamahuseyama)
釜臥山の展望台は、むつ市街や周辺の自然、晴れた日には北海道までを眺めることができます。夜には美しいむつ市の夜景を楽しむことができ、その光景はアゲハチョウの形に似ていると言われています。
仏ヶ浦(Hotokegaura)
迫力のある巨岩と奇岩が2キロに渡って連なっている仏ケ浦は青い海とのコントラストが鮮やかで、神秘的な景観を生んでいます。この景観は約2000万年前の海底火山の活動が起源だとされています。また、観光船でその壮大な風景を海上から楽しむこともできます。
2.口コミ
大間のマグロ
本州の最北端の大間崎では津軽海峡を挟んで、北海道を眺めることもできます。8月下旬から年始までのマグロ漁はこの地域の風物詩です。運が良ければ、巨大マグロの水揚げを目の当たりにできるかもしれません。
菜の花畑
陸奥湾に面する横浜町の菜の花畑は日本最大級です。黄色の絨毯と白い風車の美しい対比が目を引きます。
3.ご当地グルメ
4.交通情報
■下北半島への行き方
青森県観光情報サイト(英語・韓国語・簡体字・繫体字対応)
https://aomori-tourism.com/access/index.html
■恐山への行き方
JR下北駅から恐山行き直通バスで43分
http://www.0175.co.jp/s/s-bus/osorezan-other.pdf
5.地図情報
下北半島は青森県の最北端に位置し、周囲を太平洋、津軽海峡、陸奥湾に囲まれた半島です。斧の形にも似たこの半島にはヒトを除く霊長類では地球上で最も北に生息している日本猿の生息地でもあります。