洞爺湖の口コミ・ご当地グルメ・交通情報・地図情報

自然風景

1.基本情報

洞爺湖(Touyako)

洞爺湖は、約11万年前の巨大噴火により生まれたカルデラ湖で、その火砕流の噴出源が陥没して形成されました。全国で6番目に深い湖で、その透明度は全国で5番目に高いとされています。湖の面積は約7,000ヘクタールで、この地域の国立公園の中心をなす美しい湖です。

洞爺湖全景
洞爺湖日の出


有珠山(Usuzan)

有珠山は約2万年前に形成され、約7〜8千年前の山体崩壊で現在の姿になりました。20世紀には4度の噴火が観測されました。有珠山ロープウェイで山へ上がり、遊歩道を歩くと、1977年の噴火でできた噴火口を見ることができます。この山は活動的な火山で、自然の力を間近で感じることができる観光地です。

有珠山火口


昭和新山(Syouwashinzan)

昭和新山は1943年、麦畑の中から火山爆発が発生し、4ヶ月間で地面が隆起して398メートルの火山を形成しました。現在でも噴煙をたなびかせ、大地のエネルギーを間近で体感することができます。

昭和新山


羊蹄山(Yoteisan)

羊蹄山は標高1,898メートルで、北海道の代表的な山です。富士山に似た美しい火山で、頂上には約2kmの火口があり、蝦夷富士(Ezofuji)とも呼ばれています。この山には100種類以上の高山植物が花を咲かせ、130種以上の野鳥が生息します。

羊蹄山


壮瞥滝(Soubetutaki)

この滝は洞爺湖の唯一の流出口で、約18メートルの落差から流れ落ちる滝が迫力の観光名所です。名前の由来は先住民族のアイヌ語で滝の川を意味します。滝を見るための小道にはテーブルと椅子が置かれており、滝までの遊歩道は季節によって異なる美しい風景が楽しめます。

壮瞥滝


2.口コミ

1977年火山遺構公園は、有珠山で起きた火山活動によって、破壊された町を保存した公園です。火山の被害を後世に引き継ぐことを目的にしているため、この公園では自然の厳しさを体感できます。

火山遺構公園


浮御堂公園(Ukimidoukouen)は、湖面に浮かぶように立つ景観で人気のスポットです。特に、4月下旬から5月にかけては桜が咲き見頃です。公園内の道は石で敷かれ、歩く際には注意が必要です。

浮御堂公園


3.ご当地グルメ

肉を使った丼料理の紹介
ご飯の上に調理した肉をトッピングした食事スタイルは"丼(Donburi)"と呼ばれ、大手の牛丼チェーン店では多種多様なメニューが提供されています。その手軽さと低価格、そして満腹感が得られることから、肉をトッピングした丼は幅広い人気があります。
日本各地の魚介を使った鍋料理の紹介
新鮮な海産物や山の幸が豊富な日本には、これらを使った鍋料理が各地にあります。北海道の海鮮鍋、宮城県や広島県で人気の牡蠣鍋など、これらは各地域の特色を生かした名物郷土料理です。
刺身の紹介
刺身とは、魚、海老、蟹、イカ、貝などを細かく切り分けて加熱せずに食べる、代表的な日本料理です。馬肉や鶏肉といった魚介以外の刺身も地域によっては食べられています。醤油に軽く浸してわさびなどの薬味と共に食べるのが一般的な食べ方です。


4.交通情報

■洞爺湖までの行き方

洞爺湖町公式サイト(英語・韓国語・簡体字・繁体字対応)
http://www.town.toyako.hokkaido.jp/tourism/access/

■洞爺湖の遊覧船

洞爺湖汽船(英語・韓国語・繁体字対応)
https://www.toyakokisen.com/

JRの特急北斗号
洞爺湖の遊覧船


5.地図情報

北海道の南西部に位置するこの地域は、観光地として知られており、洞爺湖や有珠山をはじめ、年間250万人以上の観光客が訪れています。2008年には北海道洞爺湖サミットが開催され、国際的な注目を集めました。気候は北海道内で最も温暖で、冬季の降水量は少なく、極端な寒さになることは珍しいです。夏季は気温が上昇しますが、季節風の影響で涼しい日が多いため、過ごしやすい環境が楽しめます。

北海道の地図