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1.基本情報
屋久島は、太古から続く壮大な自然に包まれ、数千年の樹齢を持つ屋久杉を始めとする多くの固有種や絶滅の恐れのある動植物などを有しています。また、海岸部から中心部にかけての亜熱帯から亜高山帯の垂直分布という特異な生態系と素晴らしい自然景観も特徴です。これらが評価され、1993年には日本初の世界自然遺産に登録されました。
縄文杉(Jyoumonsugi)
屋久島の森は、標高500メートルを超えると杉林が広がります。特に樹齢千年以上の杉は”屋久杉”と呼ばれています。その中でも縄文杉は特別で、屋久島の最大級の杉として知られ、その樹齢は2000年から7200年とされ、見る者を圧倒する存在です。
ウイルソン株(Wilsonkabu)
ウィルソン株は約400年前に伐採された巨大な屋久杉の切り株と言われています。この切り株の中には大きな空洞があり、そこからは清らかな泉が湧き出しています。また、根元には三本の小杉が生えており、伐採された巨木の後に次世代の杉が育つ様子を示しています。この株の名前は、大正時代に屋久杉の調査を行い、この大株を世に広く紹介したアメリカの植物学者、ウィルソン博士に由来します。
白谷雲水峡(Shirataniunsuikyou)
白谷雲水峡は、人と森林との交流の場として、樹齢1,000年を超える屋久杉など、屋久島の原生的な森を気軽に観賞することができる人気のスポットです。特に春季には、山桜と新緑、そして九州最高峰の宮之浦岳(Miyanouradake)のパノラマビューは、登山の疲れを忘れさせる爽快な景色です。
永田いなか浜(Nagata inakahama)
永田川から運ばれてくる風化した花崗岩の白砂により形成された砂浜は、800mも続いています。ここは、太平洋全域を遊泳するウミガメが産卵のために上陸する場所として知られています。ただし、ウミガメの産卵や孵化のシーズン(5月1日から8月31日まで)には、夜間(19:30から翌朝5:00まで)の浜辺への立ち入りが制限されています。
千尋の滝(Senjinnotaki)
この滝の落差は約60メートルで、大量の水が落下する光景は屋久島を代表する美しい風景の一つです。
屋久島の豊富な雨量が作り出す川が巨大な花崗岩を削り出した壮大な景観を眺めることができます。
2.口コミ
鹿児島県の屋久島は、スタジオジブリの映画”もののけ姫”の森のインスピレーション源とも言われています。
特に映画のモデルともいわれている”苔むす森”で、木々や岩が苔に覆われた深緑の原生林が広がる幻想的な景色が広がります。ガイドなしで個人で探索することも可能です。
大川の滝(Ookawanotaki)は88メートルの高さを誇り、豊富な水量が断崖から豪快に滑り落ちる様子は極めて迫力があります。滝壺まで歩いていくことができるため、滝から上がる水しぶきを間近で感じることができます。
3.ご当地グルメ
4.交通情報
■屋久島までの交通機関
JAC:(飛行機):時刻表
https://www.jac.co.jp/
トッピー・ロケット(高速フェリー):時刻表
https://www.tykousoku.jp/
フェリー屋久島2:時刻表
https://ferryyakusima2.com/timetable.html
フェリーはいびすかす:時刻表
https://www.yakushimaferry.com/#timetable
■屋久島島内の交通
屋久島交通バス:時刻表
http://yakukan.jp/doc/pdf/taneyakubus_timetable.pdf
まつばんだ交通バス:時刻表
http://yakukan.jp/doc/pdf/matubandabus_timetable.pdf
5.地図情報
屋久島は、日本の鹿児島県に位置する島で、大隅半島から南南西の約60kmの海上にあります。屋久島の面積は504.29 km2で、周囲は130km、東西は約28km、南北は24kmとなっています。形状は円形に近い五角形で、淡路島よりやや小さいです。鹿児島県の島としては奄美大島に次いで2番目に大きく、日本で9番目に大きな島です。また、屋久島は非常に降雨量が多い地域で、年間を通して雨が降ります。年間降水量は平地で約4,000~5,000mm、山地では約8,000~12,000mmと記録されています。また、山の頂上付近は年間平均気温が約7℃と低く、積雪が観測される最南端の地域となっています。