軍艦巻きの紹介

魚介料理

基本情報

軍艦巻きは、酢飯を海苔で巻き上げ、その上に小魚、貝、魚卵などを盛り付けるスタイルの寿司です。握り寿司では扱いにくい、崩れやすい海鮮素材を、この形式を用いて堪能することができます。その見た目が軍艦に似ていることから、”Gunkan”(軍艦)という名前がつけられました。

イクラ(Ikura)

イクラは、主に鮭やマスの魚卵で、日本国外ではあまり馴染みのない食材です。これらの魚卵は醤油漬けにして軍艦寿司として提供されます。独特の食感と味わいが特徴で、定番の軍艦寿司です。


とびっこ(Tobiko)

とびっこは飛び魚の魚卵で、イクラに比べて魚卵の粒が小さいです。その独特の食感が特徴で、価格も手頃なため寿司弁当などでも頻繁に見ることができます。


白子(Shirako)

白子は魚の精巣で、食感は柔らかく、濃厚な味わいが特徴です。主にタラやフグの白子が有名です。


雲丹(Uni)

雲丹は卵巣や精巣を食べます。軍艦寿司の中では特に人気があり、高級な寿司の一つとされています。その味わいは濃厚で、他の魚や貝、魚卵とは全く異なるものです。


あん肝(Ankimo)

あん肝は深海魚アンコウの肝臓を酒蒸しにしたもので、「海のフォアグラ」とも称されるほどの濃厚な味わいが特徴です。


ネギトロ(Negitoro)

ネギトロはマグロのたたき身を使用します。価格も手頃で、その美味しさから寿司弁当や回転寿司では特に人気のメニューとなっています。


シラス(Shirasu)

シラスはイワシの稚魚です。鮮度が落ちやすいため、生で食べるイワシの稚魚の軍艦寿司は貴重です。


ホタルイカ(Hotaruika)

ホタルイカは主に日本海で漁獲される4~6cmの小型のイカです。このイカは光を放つ珍しいイカで、普段は深海に生息しています。2~5月が旬となります。


蟹味噌(Kanimiso)

蟹味噌は、蟹の甲羅を取り除いて集められた茶色のペースト状の部分を指します。この部分は蟹の肝臓と膵臓に相当し、濃厚な味わいが特徴となっています。