うどんの紹介

基本情報

うどんは手軽な庶民食として古くから日本全国で食べられてきています。1000年以上前に中国から伝わってきたとされています。また地域によって特色のあるうどんが存在します。
麺の製造方法は小麦粉に塩を加えた生地から作られます。現在は製麺機で作られるが高級なうどん店では店舗で職人が麺を製造していることもあります。ここでは日本全国、どこでも食べることのできる一般的なうどんを紹介します。


かけうどん(Kake Udon)

麺を入れたどんぶりに熱いつゆをかけたうどん。具はおもにネギなどをいれます。つゆの味も東日本と西日本では明確な違いがあります。うどんの中では一番、安いうどんとなります。



天ぷらうどん(Tenpura Udon)

天ぷらをのせたうどん。一般的には海老の天ぷらが有名。ほかにも魚や野菜、ちくわやキノコといった天ぷらもあります。うどんのメニューの中では高価なうどんです。



かき揚げうどん(Kakiage Udon)

小エビや刻んだ野菜などに小麦粉をつけて油で揚げた天ぷら。一般的には海老などの天ぷらうどんより安いうどんとされています。食感もよく手ごろな価格で天ぷらうどんを味わいたい方には最適です。



月見うどん(Tukimi Udon)

かけうどんに生卵を落とし卵黄を月にみなして月見うどんとよばれています。日本では新鮮な卵が手に入りやすいので生卵を食べる習慣があります。



ぶっかけうどん(Bukkake Udon)

麺をゆでて湯を除き皿に盛り、少量の濃いつゆかまたは醤油を直接かけて食べます。具は肉や天ぷらなど様々あります。



わかめうどん(Wakame Udon)

わかめうどんは、うどんにわかめをのせた料理です。わかめは日本で最もなじみのある海藻で、食物繊維やミネラルが豊富に含まれています。



なめこうどん(Nameko Udon)

なめこうどんは、なめこをうどんを入れて食べます。なめこは粘り気のある独特の食感が特徴で、栄養価も高いキノコと言われています。



山菜うどん(Sansai Udon)

山菜うどんとは、山菜を使ったうどんのことです。山菜には、「ふきのとう」や「たらのめ」などの春の野草や、「わらび」や「ぜんまい」などのシダ類があります。



たぬきうどん(Tanuki Udon)

東京を中心とする関東では天かすをいれたうどんをたぬきうどんといいます。また大阪を中心とする関西ではたぬきといえば油揚げをのせた蕎麦をさしますので関東と関西ではたぬきうどんの内容はまったく別のものとなります。



きつねうどん(Kitune Udon)

油揚げを甘く煮てのせたうどん。日本では古来、きつねは神様として崇める文化がありそのきつねの好物が油揚げといわれています。



コロッケうどん(Croquette Udon)

町中の高級なうどん屋にはメニューにはありませんが駅の中の安いうどん屋にはよくみかけるメニューです。安くて満腹感のあるうどんです。



カレーうどん(Curry Udon)

日本人の好きなカレーとうどんを組みあわせたカレーうどんは昔からあるうどんとはまったく別のうどんといえます。日本蕎麦にもカレー蕎麦はありますがカレーうどんの方が一般的に食べられています。